PCネットワークサポートブログ
2022.10.14
Windowsのダウングレード権
古いOSを利用しているソフトがあるからそのまま古いOSを使えるようにしてほしい。
こういった話はわりと相談される話です。
というのも使用している機器用のソフトが非常に高価で最新のOS用に入れ替えるだけで
何十万以上、下手したら何百万の費用が掛かってしまうからです。
ソフト屋さんからすれば適正価格を求めているだけなので悪いという話でもないですが
使っているほうからすると急にそれだけの費用を捻出するのは大変です。
そこでこの話がよくあるのです。機器だけ入れ替えてソフトはそのまま使用したい。
このケースではいろいろ問題があるのですが一つ課題になるがライセンスです。
ボリュームライセンスやパッケージOSで購入されている場合はパソコンを入れ替えても大丈夫です。
しかし、ほとんどの場合はメーカーパソコンに搭載されているOEM版や
自作PCのDSP版といったその買ったパソコン機器に限定されるライセンスが使用されています。
その場合はこのライセンスを使用するとライセンス違反になります。
そのため新規に購入する必要があるのですが
古いOSほどAmazonやヤフオクなどで売っている怪しいもの以外みつからないです。
この怪しいライセンスは海賊版等不正であることがほとんどですので購入のおすすめはしません。
そこで古いOSを利用するためのライセンスがOSダウングレード権となります。
実はメーカーパソコンやDSPといったライセンスにもダウングレード権が含まれますが
これはサポート期限内のOSと使用に限定条件が付きます。
じゃあ、古いOS使えないの?となりますが、限定されないダウングレード権のあるライセンスがあります。
現状買えるのはWin11Pro upgradeなどのフルライセンス以外のライセンスになるので
別途パッケージOSが必要になりますがライセンス的にはこれで対応可能です。
その他細かな条件などありますのでご興味があれば一度ベンハウスまでご相談ください。
コメント
コメントありがとうございます。
結論から申し上げると残念ながらパッケージ版(リテール版)ではダウングレード権がないためできません。
Windowsのライセンス形態には以下の3つがあります。
・パッケージ版(リテール版):文字通りパッケージにて小売店で販売されているもの、マイクロフトストアから直接購入するもの。
・OEM版:メーカーのパソコン等にインストールされているもの。パソコンのパーツなどと同時購入するDSP版と呼ばれるもの。
・ボリュームライセンス版:個人向けではない、法人向けライセンス。
このライセンス形態のうち、ダウングレード権を持っているのはOEM版、ボリュームライセンス版です。
マイクロソフト開示しているWindows 10 のダウングレードについて以下のURLを参照ください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/windows/windowsdowngrade
ダウングレード権は以下の記載の通りです。
>OEM 製品を通じて取得した Windows 11 Pro、もしくは Windows 10 Pro ライセンスの場合、
>サポート終了日を迎えていない Windows Pro/Professional であれば、どのバージョンにでもダウングレードすることができます。
上記の通りOEM製品はこの限りではなく、ダウングレード権がありません。
ただ、ダウングレード権を持っていてもOEM版の場合は
あらかじめダウングレード用OSのセットアップ媒体等(CD、USB)が用意されている状態でないと
実際にダウングレードを実行することは難しいです。
現実的にダウングレードする場合は以下記載のボリュームライセンス版を購入が簡単だと思います。
>3.ボリューム ライセンスを購入して、ダウングレードをする場合
>ボリューム ライセンス契約をお持ちのお客様で、ご自身でダウングレードする場合は、
>旧バージョンの Windows インストール イメージをボリューム ライセンス サービス センター (VLSC) からダウンロードいただけます。
>ライセンスキーは、ライセンス認証専用窓口までお電話の上、発行をご依頼ください。
>デバイスの再イメージ化またはクリーン インストールが必要になりますので、ご注意下さい。
結論から申し上げると残念ながらパッケージ版(リテール版)ではダウングレード権がないためできません。
Windowsのライセンス形態には以下の3つがあります。
・パッケージ版(リテール版):文字通りパッケージにて小売店で販売されているもの、マイクロフトストアから直接購入するもの。
・OEM版:メーカーのパソコン等にインストールされているもの。パソコンのパーツなどと同時購入するDSP版と呼ばれるもの。
・ボリュームライセンス版:個人向けではない、法人向けライセンス。
このライセンス形態のうち、ダウングレード権を持っているのはOEM版、ボリュームライセンス版です。
マイクロソフト開示しているWindows 10 のダウングレードについて以下のURLを参照ください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/windows/windowsdowngrade
ダウングレード権は以下の記載の通りです。
>OEM 製品を通じて取得した Windows 11 Pro、もしくは Windows 10 Pro ライセンスの場合、
>サポート終了日を迎えていない Windows Pro/Professional であれば、どのバージョンにでもダウングレードすることができます。
上記の通りOEM製品はこの限りではなく、ダウングレード権がありません。
ただ、ダウングレード権を持っていてもOEM版の場合は
あらかじめダウングレード用OSのセットアップ媒体等(CD、USB)が用意されている状態でないと
実際にダウングレードを実行することは難しいです。
現実的にダウングレードする場合は以下記載のボリュームライセンス版を購入が簡単だと思います。
>3.ボリューム ライセンスを購入して、ダウングレードをする場合
>ボリューム ライセンス契約をお持ちのお客様で、ご自身でダウングレードする場合は、
>旧バージョンの Windows インストール イメージをボリューム ライセンス サービス センター (VLSC) からダウンロードいただけます。
>ライセンスキーは、ライセンス認証専用窓口までお電話の上、発行をご依頼ください。
>デバイスの再イメージ化またはクリーン インストールが必要になりますので、ご注意下さい。
- 2023.12.22 11:20
- PCセキュリティチーム14
はじめまして。
WINDOWS11PRO パッケージ版を購入したのですが、これをWindows10にダウングレードするのはどうしたらよいのでしょうか?
WINDOWS11PRO パッケージ版を購入したのですが、これをWindows10にダウングレードするのはどうしたらよいのでしょうか?
- 2023.12.22 01:33
- prumchan