PCネットワークサポートブログ
2023.06.28
パソコンがチャプチャプしたハナシ。
どうも、青森出身の社員番号 24番です。
六月頭に、大きな台風が来ましたね。
ここ数年は、線状降水帯での大雨による浸水や冠水が
年に数回はいろんな地域で起こっているような気がします。
私が青森に住んでいた頃は、なんといっても本州最北端なので、
温帯低気圧に変わってしまった後に上陸したり、台風が来ても夜のうちに通り通過、というパターンが多かった気がします。
そういえば、なんやかんやで姫路に来てから、まだ台風に遭遇していません。
地震も少ないですし、安定した土地だなぁ…と感じます。
さてさて、サポートのお話です。
先日、とあるお客様で、パソコンの浸水がありました。
夜中の大雨で天井から雨漏りし、滴り落ちた先には大切なパソコンが…。
そんなパソコンの救出作業を行いました。
Q.ここでクイズです。(デデン!)
朝、オフィスに来たら水浸しのパソコンが!
そんな時、一番最初にするべき行動は何でしょう。
①ティッシュで水滴を拭き、電源が入るかどうか確認してみる。
②電源を切った状態で、逆さまにし、一日そのままにした後、電源を入れてみる。
③ジップロックに鷹の爪と一緒に入れて、しばらく放置、鷹の爪がふやけたら電源を入れる。
④ベンハウスに相談する。
もうお分かりですね?正解は④です^^
わっ、お、怒らないでください!!
…でもでも、実は冗談でもないんです。これ。
というのも、水没パソコンは基板に水分がついている状態で通電させてしまい、ショートがおこって
すべてお亡くなりになってしまう…なんてことが本当に(本当に)頻繁にあるのです。
正直、24番はここ数年結構な数の水没パソコンを見てきていますが、一度電源を入れてしまって
ショートしてしまった。パソコンは基板ごとお釈迦になった。というパターンがほぼほぼでした。
(それも、年に数回)
ティッシュで拭いたり、外目で大丈夫そうに見えても、中が乾いていない可能性もあります。
電源ボタンでとどめを刺してまう前に、まずはベンハウスに相談してください!
まだその段階であれば、救える命があります(涙)
分解して、基盤の中がシュワシュワ、コゲコゲショートになっている悲しい事件は減らしたいのです…。
せっかくなので過去対応時のお写真を。
外見は濡れがなく、大丈夫そうなパソコンでしたが、中を分解したら電池が水分で化学反応を起こしてしまいシュワシュワに。
別の場所で、ショートした回路も発見され、二度と電源がつくことはありませんでした。
(でも、奮闘の甲斐あり。この時はデータだけはなんとか抜き取ることができました。)
水没したとき、電気入れちゃダメ!絶対!!
車が水没したときに、内部の安全が確認できるまで絶対エンジン回しちゃダメ!っていうのと一緒です。
まずはプロに、ご相談ください。