PCネットワークサポートブログ

2024.03.27

灯台下暗し

 突然ですが、「灯台下暗し」ということわざをご存知でしょうか。「身近な物事は意外と気づきにくい」という意味の日常的によく耳にすることわざですよね。

 
このことわざの「灯台」ですが、皆様はどの「灯台」を想像していますか?
私は港などにある海を照らす灯台を想像しますし、多くの人が同じように港にある灯台を想像するのではないでしょうか。
 
しかしこれは誤りで、正しくは昔の室内照明である「燈台」が語源であると言われています。当時の照明は台の上に置いた木材などを燃やしていたため、下方向に光が向かず「下暗し」と言われていたんですね。つい最近このことを知り目からウロコでした。
 
ちなみに「目から鱗が落ちる」の語源は新約聖書だそうです。
 
それはさておき。サポート中にまさに「灯台下暗し」の体験をしたので紹介したいと思います。
 
お客様から「朝からインターネットがつながらない」というお問い合わせがありました。一刻も早く復旧するためお客様のもとへと急行しました。
 
現地に到着し机の下に配置されたインターネット機器を見せていただくと、なんと電源ランプがついていないではないですか。しかし、スイッチはオンになっているし、本体に電源ケーブルも刺さっていました。
 
考えられる限りの復旧方法を試しましたが起動しなかったため、本体の故障を考え始めたその時、一番重要な場所を見ていないことに気づきました。電源がつかないということは、コンセントに刺さっていないのではないのだろうかと。
 
電源元を確認してみると、ビンゴ!コンセントがきれいに抜けていました。
 
どのような時であっても一番身近なところから確認するべきかもしれないですね。失敗は成功のもとと言いますし、お客様のお役に立てるよう精進していきます。
 
そういえば「失敗は成功のもと」の語源はどこからきたのでしょうか。是非とも調べてみてください。

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