PCネットワークサポートブログ
2024.06.07
機器の浸水被害に備える
もうすぐ梅雨入り、そして今年の夏も暑くなるという予報が出ていますね。
つい先日も大雨で、河川が氾濫危険水位期に達し、肝を冷やした方も多いのではないかと思います。
あの日は太子竜野バイパスのトンネルを出たところで大型トレーラーが横転し、一部区間が通行止め。その原因は水たまりによるハイドロプレーニング現象ではないかと言われています。
はい、アレ巻き込まれました。トンネルに3時間半以上閉じ込められていました。午後の予定全部飛んだ。
ああなってしまうと、一番心配だったのがトイレ。何でも揃うと評判の弊社ですが、流石に携帯トイレまでは積んでいないので、先の見えない復旧作業を待つ身としては、とても不安でした。
さて、冒頭に話した梅雨もですが、これからゲリラ豪雨も増えてくると思います。
ここで注意していただきたいのが洪水と、それによる機器(特にサーバー等)の浸水。
実は相談されることが増えた案件でもあります。
対処方法は非常にシンプルで、「機械を水が来ない高さに置いてしまう」というものが、最も効果的かと思います。
単純に2階以上の場所に移動するというものもありますが、当然ネットワークの配線や電源周りの問題も出てきます。
また、その土地の海抜によっては、たとえ2階にモノを移動したとしても浸水被害に遭う可能性は出てきてしまいます。
このあたりはハザードマップ等である程度簡単に確認できますので、一度調べてみるのはいかがでしょうか。
今回は機器の浸水被害を中心にお話させていただきましたが、例えば浸水を免れても天井からの雨漏りで機器が濡れてしまうかもしれません。電気系統からの過電圧で基盤が焼き切れて故障するようなこともあるかもしれません。土砂崩れで建物が潰れてしまう可能性もあるかもしれません。
だた、機器が壊れてしまってもデータが無事であればなんとか事業継続ができる可能性が高くなってきます。
そのような意味でも、バックアップ(特に3-2-1の法則)は非常に重要です。一度ご相談ください。
そんな災害対策について、大雨の中(といってもトンネル内なので雨が降っていたかどうかもわからないのですが)で考えることになったのです。
まあ、考えてたのはもっぱら携帯トイレ持っておいたほうが良いのかって事でしたが。
あ、トイレはちゃんと間に合いましたよ?本当ですよ?