PCネットワークサポートブログ

2024.06.20

PCパーツメーカーintelの13世代・14世代デスクトップCPUの不具合が発生中

 今緊急でブログを書いてるんですが…決して投稿を忘れてたわけではないですよ。ホントです。

パソコン業界の方やパソコンを自作されている方ならご存じかもしれません。
PCパーツメーカーintelの13世代・14世代デスクトップCPUの不具合がヤバイ!
※あくまでデスクトップなのでノートパソコンは今のところ不具合確認できておりません。
 
まず簡単におさらいです。
intelとは?”インテル入ってる”で世界的に有名なPCパーツメーカーです。
CPUというパソコンの脳みそにあたる部品を製造しているメーカーで、業務で使っているパソコンのほとんどがこのメーカーのモノではないかなと思います。
皆さんがお使いのパソコンの正面か、側面に青色のシールが貼ってあればそれはインテル製です。
 
私、個人的にパソコンの自作をしておりまして、近年発表のCPUについてそれなりに調べておりました。
インテルではほぼ毎年のように新作が発表されるのですが、その分、発表毎に差を付けなければ真新しさという部分で劣ってしまいます。
 
なので性能が上がりました!ということで発表されていたのですが、確かに性能は上がってはいるのですが、消費電力がスゴイ発熱がスゴイ、ということで販売直後から話題に(パソコン界隈で)なってました。
 
もちろん制限をかけてあげれば発熱もそこそこで使えるのですが、性能をフルに生かした状態(余裕があれば安定して使えるので)で使おうとすると限界温度である100℃になることも…(今のだいたいのCPUは100℃で制限がかかるように設計されています)。
 
加えて別問題として、熱がスゴイのでCPU自体が反ってしまう問題等、一応正常に使えはするものの、性能が良い分消費電力が多い・発熱がスゴイ・反ってしまうと色々懸念点があり、私は個人的にRyzenを購入したくらいに懸念点があったわけです。
と、自分のことはさておきそんな問題があったので、半月に1回くらい情報をチェックしていました。
 
すると今年の4月くらいにCPUが劣化し、動作が不安定になるという不具合報告が上がりました。発売から1年ちょっとですね。
いままでチラホラ不具合報告があったようなのですが、まとめて不具合報告がでたようです。
ここでインテルが調査に乗り出すことを発表しました。
 
そしてインテルさんが言いました。
ウチ悪くないです。マザーボードメーカーのせいです」と。
つまり臨時の対策としてマザーボードメーカーのほうで調整してくださいという声明がでました。
 
え?でも調整した後だと性能が1ランク2ランク程落ちるんですが?
最初から分かってれば性能低いもの買ってたんですが?
そもそもメーカーで発表していた常時性能って調整が必要ない状態での性能ですよね?
今までのCPUで調整が必要だなんて事例なかったんですけど?
というユーザーの声(主に自作ユーザーやゲーマー)が多数上がっていました。
 
当然ですよね。今までそんなことなかったですし。なんなら性能表も調整なしで表記されてましたし。
調整なんてしない前提で発表していたようにしか見えなかったです。今までそうでしたし。
 
その調整も問題がありました。マザーボードメーカーによって設定が違いました。
結局intelの推奨設定はコレ!という強い発表があってようやくひと段落にはなったようですが…。
 
なんやかんやの後、5月の中旬に報告をあげますという発表があったものの今はまだ報告はあがっておりません
自社で発表はしないものの他所から上がったリーク情報は即否定しているのでなんとも…な対応です。
 
また、ユーザーから返品の声が多数あったり、訴訟の話まであがっているようです。
個人的にはこの件の納得ができる発表があるまではインテル製は買わないかなと思っております。
メーカーとして誠実な対応を期待したいですね。
 
私も誠実な対応は心掛けたいと思った出来事でした。
 
※解釈が違う場合等あります。より詳しく知りたい方は調べるとyoutubeや他ブログ等で詳しく分かりやすいように書かれている記事がありますので、そちらを参考にして下さい。

コメント

コメントフォーム

カレンダー

«6月»
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30       

フィード

ブログ内検索