PCネットワークサポートブログ

2024.07.11

サイバー攻撃は対策しないとえらいことになる

7月もはや中旬で梅雨入りしているのに雨が思ったより降らない状態が続いています。

かと思えば局所的に大雨なんてこともあるので暑さ対策、雨対策、とにかく安全優先で対応していきたいです。
皆様もどうか体調に気をつけてください。
 
さて、今回はお客様のさきでも話題になったKADOKAWAのサイバー攻撃の話です。
主に企業が受けた被害について調べてみました。
 
ちなみにニコニコ動画がKADOKAWAと統合されたのが2014年ということでもう10年も前の話になるのですね。
私は世代的に青春時代を少し外れているのですが当時の流行はすごいものでした。
 
まずそのニコニコ動画の復旧に関しては6月段階で一カ月以上かかる見込みという言うことで
しかも現在のサーバーはそのまま使えず新しい環境への再構築となりました。
またその間の有料会員費は補償するとのことです。
 
事業が停止するという事態でこれだけでも重い話になりますが
さらに以下の情報漏洩があるとのことです。
 
【社外情報】
・N中等部・N高等学校・S高等学校の在校生・卒業生・保護者のうち、一部の個人情報
・同社が取引する一部のクリエイター、個人事業主および法人との契約書
・楽曲収益化サービス(NRC)を利用している一部のクリエイターの個人情報
・一部の元従業員が運営する会社の情報
 
【社内情報】
・全従業員の個人情報(契約社員、派遣社員、アルバイト、一部の退職者含む)
・関係会社の一部従業員の個人情報
・法務関連をはじめとした社内文書
 
またこれらの情報流失を防ぐために約4億7000万円分のビットコインを送金していたとのこと。
人気VTuber、サイバー攻撃余波?で本名公表というような記事もあってある意味面白さもありましたが
これらの情報漏洩の補償についてはこれからの話ですし、また失った信頼は計り知れないものです。
企業からすれば笑えない、非常に重たい話です。
 
KADOKAWAがなぜ狙われたのかというとまだ原因を含めて調査中でよくわかっていませんが
実は狙われたのではなくセキュリティの弱いところを探っているとたまたまKADOKAWAだったという話があります。
つまり大手に限らずセキュリティ対策をしっかりしていないと狙われて同じような目にあう可能性があります。
そのうえで大手との取引のある会社については特に狙われる可能性が高いのでご注意ください。
 
とるべき対策はたくさんありますがまず何をすべきかわからなければベンハウスまでご相談ください。
 
 
 

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