PCネットワークサポートブログ
BCP
2024.09.06
そろそろ真面目にBCPを考える
もう今年も9月に入りました。すっかり秋ですね。暦の上では。
それでも平気で連日の気温は30度超え。下手すると猛暑日。秋ってなんだっけ?。
先月も同じようなことを言っていたような気がしますが。
この暑さも10月初旬ごろまで長引くようで、皆様体調管理にはお気をつけください。
さて、9月に入り、やってきました。値上げラッシュ。
特に食料品関連での値上げはもう恒例と言っていいのではないかと思います。
社内でも値上げ発表のあった某チョコモ◯カジャンボが「以前は100円程度だった」「いや120円ぐらいだった」「200円ぐらいになっちゃう?」みたいな話題が出ましたが、「ここで安く売っていた」等の情報も出回り、さすが情報を売りにしている会社だと我ながら感心したものです。
安価販売情報の中でも衝撃だったのが某大手通販サイト。20個セットで2800円ぐらいだったんですよ。通販でアイス買うとかすごい時代になったもんだと思いましたが、翌日(9月3日)に再度確認すると3200円超えてました。上がり過ぎィ!
その値上げですが、当然食料品だけではなくPC等の機器にも影響が出ています。
これまでも徐々に値上がりしてきていると言うお知らせはしてきたのですが、実際に5年ほど前のミドルスペックと現在のミドルスペックのPCを比べてみると、1.2倍~1.5倍ぐらいの値段になってしまっています。
もちろんPCだけではなく、サーバーやNASといったネットワーク機器、周辺機器等のサプライ品も値上げラッシュです。
とは言え、PCやネットワーク機器も機械。故障のリスクは常に付き纏います。
とくに最近では経年劣化よりも自然災害等に警戒する必要が増えているように感じます。
壊れたらサクッと買い替えられれば良いのですが、そうもいきません。
少しでも故障のリスクを減らすために、できることはやっておくほうが良いでしょう。
BCPの一環でもありますので、できることが無いか、是非チェックしてみてください。
2024.08.26
身近なトラブル
2024.06.07
機器の浸水被害に備える
もうすぐ梅雨入り、そして今年の夏も暑くなるという予報が出ていますね。
つい先日も大雨で、河川が氾濫危険水位期に達し、肝を冷やした方も多いのではないかと思います。
あの日は太子竜野バイパスのトンネルを出たところで大型トレーラーが横転し、一部区間が通行止め。その原因は水たまりによるハイドロプレーニング現象ではないかと言われています。
はい、アレ巻き込まれました。トンネルに3時間半以上閉じ込められていました。午後の予定全部飛んだ。
ああなってしまうと、一番心配だったのがトイレ。何でも揃うと評判の弊社ですが、流石に携帯トイレまでは積んでいないので、先の見えない復旧作業を待つ身としては、とても不安でした。
さて、冒頭に話した梅雨もですが、これからゲリラ豪雨も増えてくると思います。
ここで注意していただきたいのが洪水と、それによる機器(特にサーバー等)の浸水。
実は相談されることが増えた案件でもあります。
対処方法は非常にシンプルで、「機械を水が来ない高さに置いてしまう」というものが、最も効果的かと思います。
単純に2階以上の場所に移動するというものもありますが、当然ネットワークの配線や電源周りの問題も出てきます。
また、その土地の海抜によっては、たとえ2階にモノを移動したとしても浸水被害に遭う可能性は出てきてしまいます。
このあたりはハザードマップ等である程度簡単に確認できますので、一度調べてみるのはいかがでしょうか。
今回は機器の浸水被害を中心にお話させていただきましたが、例えば浸水を免れても天井からの雨漏りで機器が濡れてしまうかもしれません。電気系統からの過電圧で基盤が焼き切れて故障するようなこともあるかもしれません。土砂崩れで建物が潰れてしまう可能性もあるかもしれません。
だた、機器が壊れてしまってもデータが無事であればなんとか事業継続ができる可能性が高くなってきます。
そのような意味でも、バックアップ(特に3-2-1の法則)は非常に重要です。一度ご相談ください。
そんな災害対策について、大雨の中(といってもトンネル内なので雨が降っていたかどうかもわからないのですが)で考えることになったのです。
まあ、考えてたのはもっぱら携帯トイレ持っておいたほうが良いのかって事でしたが。
あ、トイレはちゃんと間に合いましたよ?本当ですよ?
2023.07.24
雷による被害を最小限に
先日猛烈な大雨が姫路に到来しました。
あまりないのですが雷もかなり鳴っていたため心配していましたが、案の定翌日に機器トラブルが多発してしまいました。
中にはサーバーにアクセスできず仕事に支障が出てしまうお客様もあり、機器の故障かな?と思いましたが、
何とか機器の自動修復機能により復旧することが出来ました。
今回は機器が故障せずに済みましたが、停電や雷の影響で機器が故障し最悪の場合データが全て消えてしまい仕事が出来なくなってしまう場合もあります。
そうならないためにもBCP対策としてバックアップやUPS(無停電装置)の導入をご検討されてもいいかもしれませんね。
2022.10.11
データ消失における影響についてのお話
やはり季節柄でしょうか、パソコン故障のご相談が非常に増えています。
単純に経年によるもの、一部部品(電源やマザーボード)の故障により電源が入らないもの、ハードディスクの故障によりデータが読み出せず、Windowsが起動しなくなってしまったものなど、原因は多々ありますが、結果としてマトモにPCが使用できないという事態に陥ります。
PCが起動しなくなっても、まだデータを抜き出せればマシな方で、先程述べたハードディスクの故障等でご相談を受けたものは、データそのものも諦めなければならい個体もあります。
諦めが付く端末だったらまだ良いのですが、取引の重要情報だったり、経理や人事給与の情報だった場合は諦める訳にはいかないと思います。
ここ数ヶ月、弊社ではお客様のデータを保護するため、バックアップのご案内を重点的に行なっています。
主にはウィルスによるデータ破壊の注意喚起を行っていましたが、先日想定外の(と言うより考えたくなかった)事態により、機器本体をデータごと消失してしまうような事例に当たってしまいました。
画像を載せることは出来ませんが、一つの災害です。建物ごと消失したため、たとえPCのバックアップをUSBハードディスクに取っていたとしても、同時に消失していたであろうことは間違いありません。
ここで重要なのは、バックアップの321の法則と言われるものです。
「データはコピーして3つ持つ」(二重にバックアップを取る)
「2種類の(種類の異なる)メディアでバックアップを保存する」
「バックアップのうち1つは違う場所で保管する」
という3つの要素からなります。
特に最後の一つが重要で、1つを違う場所(遠隔地)に置くことで、最低限データの完全消失を避けようと言うねらいです。
当然保存場所は遠い方が、そして安全な方が良いです。クラウド領域がベストでしょう。
自社のデータが消失したらどうなるか、取引先、お客様、そして従業員にどのような影響が出るか、今一度真剣に考えてみられることをおすすめします。
「よくわからない」という方は、弊社までご相談ください。
弊社の担当が重要なご案内をお持ちした際は、少しお時間をいただき、お話を聞いてくださればと思います。