PCネットワークサポートブログ
2021.08.18
パソコンが壊れたと思ったときに修理依頼前に確認すること
仕事をする際にパソコンが起動しないと焦ってしまいますよね。
お客さまからも「急ぎの仕事があるのにパソコンが動かない。すぐ来てくれ。」という電話があります。
実際に訪問してみると故障ではなく、ちょっとしたことで動かないだけということもあります。
その時はお客様が非常に申し訳なさそうになさるので、
笑顔で「サポート入っていただいてるので大丈夫です。大事なくてよかったです」と返すようにしています。
こういうケースも多々あるので焦ってサポート電話する前に以下の確認をしていただけたらと思います。
1.電源の確認
当たり前の話ですが実は割とよくあるパターンです。
ディスプレイの電源ボタンがオフになっている。電源ケーブルが抜けていた。等々。
本人がやったらまだ意識があるのですが他の人が原因の場合は意外に気が付きません。
パソコンが起動しないと思ったらまずこれを確認して下さい。
2.機器の再起動
よくわからない動作をする場合はこれが意外に有効です。
雷による電圧低下、Windows Update、等々、原因は様々ですが機器を再起動することで
クリーンな状態になるのでこれだけで直ることが多いです。
とりあえず変な動きしているなと思ったら一度試してください。
3.放電処理
パソコンをはじめとした機器の中のコンデンサという部品には電気を蓄えるものがあります。
この蓄えられた電気が悪影響を与えてうまく動作しないことがあります。
1,2を確認して動かない場合は簡単なので一度試していただければと思います。
〇デスクトップパソコンの場合
まず接続されているケーブル(電源、USB、LAN等)を引っこ抜きます。
※再接続する際に間違ったところに接続しないように抜く前にメモするなり、写真撮るなりで元の接続箇所を覚えておいてください。
〇ノートパソコンの場合
バッテリーを外してください。(最近は取り外しできない、内臓型のものもあるのでその場合の放電はあきらめてください。)
電源ケーブルやUSB機器を取り外してください。
※再接続する際に間違ったところに接続しないように抜く前にメモするなり、写真撮るなりで元の接続箇所を覚えておいてください。
あとは電源ボタンを10秒ほど押すを3回ほど繰り返してください。(もちろん起動はしません。電気を抜くために必要な処理です。)
以上で放電処理を終了です。取り外したもの再度接続しなおして起動するか試してみてください。
これだけで復旧することも多いです。ただし、頻繁に放電が必要な場合は故障傾向にあるのでその場合は相談してください。
ちなみに上記処理をしてもだめなら素直に専門家にご相談ください。
ベンハウスではスポットでも対応受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。