PCネットワークサポートブログ
2021.09.13
Surface Pro Xの実力と落とし穴
Microsoftの「Surface」をご存じでしょうか?
テレワークで大量に導入された話を聞きますし、
現役学生のかた等はギガスクール構想で導入されてすでにおなじみになっているかもしれません。
あらためて説明するとマイクロソフトが開発しているタブレットPC
(のちにノートパソコンも出たのでタブレットに限りませんが)です。
見た目がモダンでかっこいい外見とまるでiP〇dのようなやつです。
MSのなかのひともこっそりとiP〇dの後追い製品というようなことを言ってた気がしますw
そのSurfaceシリーズのPro XにはMicrosoft SQ2というArm系CPUが使用されていることがあります。
このSQ2というCPUはArm系だけあって消費電力が少なく長時間使用できるうえに、
タブレットPCでありながら軽快でさくさく動きます。
ここまで聞くとよいことだらけですが、このCPUには実に厄介な問題があります。
それはほとんどの既存アプリが動作しないことです。プリンタドライバすらほとんど対応してません。
お客様のところに納品して困ったのですが
なんとアンチウィルスソフトのウィルスバスターすらインストールできない有様です。
タブレットとしてWebサーフィンや動画視聴として使う分には問題ないですが
Windowsのアプリを使用することを期待して導入するとえらい目に合うかもしれません。
導入の目的に合わせて端末の選定をするように気を付けましょう。