PCネットワークサポートブログ
2021.10.27
秋の防災対策?のはなし
みなさん、UPSって知っていますか?
サーバーや、NAS、外付けハードディスクなど、
急に電力がなくなって電源がブチっと切れてしまうと故障してしまう可能性がある機器は、
コンセントと機器の間にバッテリーを咬ませて正常にシャットダウンを行うための時間稼ぎをします。
そのためのバッテリーこそが、UPS(無停電電源装置ともいう)なのです。
台風の季節が近づいてきますが、みなさん会社のUPSのバッテリーは大丈夫ですか?
長く通電していると、バッテリーは年々劣化していきます。普段使っているスマホも同じですよね。
劣化していると何が起きるかというと、緊急時コンセントから給電されなくなった瞬間に、
UPSに接続しているにもかかわらず一瞬で機器の電源が落ちます。
要するに、コンセントから直接電源を取っていて停電してブチっと電源が切れるのと同じ状態になってしまうということです。
このような緊急時対策のための機器などは
普段はあまり存在感を発揮しませんが、万が一の際には一気に力を発揮します。
その時に役立たず…だと意味がありません。
消火器や防災グッズなども、万が一の時に買いに行っても遅く、普段からの準備が大切なのと同じです。
最近の日本は暴風や災害も増えてきました。
万が一のために備えるのは、会社も同じです。
会社の資産ともいえるデータをしっかりと守るためにも、UPSのバッテリーが劣化していないかどうか
確かめてみることも1つの防災対策かと思います。
こんなマークに赤いランプがついていたら、
是非ご相談くださいね。