PCネットワークサポートブログ

というわけで、今回の話題はまたまたバックアップ。
ではなく、最近話題のChatGPTです。
前置きでも仕事します。できる人を目指していますPCセキュリティチーム10番です。

最近、何故か社内（というかSEの間）で、GhatGPTにゆるキャラを作成させるのが流行っています。
生成したキャラクターをパワポやプロフィールに使用している猛者もいます。
これは乗り遅れたら大変だ。ということで、とりあえずやってみました。

まずは自分の画像（バストアップ）をChatGPTにアップロード。
指示は「ITコンサルタントです。写真を元に動物系のゆるキャラを作れますか？」
返答は「詳細を言え（意訳）」
どんな動物モチーフがいいのか、職業や役割を取り入れるか、キャラの性格や口癖、名前等。
面倒なので「画像だけでいいので、名前や口癖はいらないです。」と指示。

ChatGPT:
了解しました！それでは、以下のイメージでゆるキャラを作成します：
モデルとなった方の雰囲気を反映（スーツ、ヘッドセット）
動物系（かわいらしくて親しみやすいスタイル）
「ITコンサルタント感」を持つ（例：メガネ、ノートPC、小道具）
ベースにする動物は特に指定がないので、こちらで「たぬき」でデザインしてみますが、もし他の動物がよければ後から修正可能です。
少々お待ちください。画像を生成します。

できた画像がコレ。

え、すごくない？
ただ、コレすごく惜しい……！
尻尾だけアライグマ！！そう、タヌキの尻尾は縞模様ではないのだ！！！
「これ、尻尾はアライグマですよね？タヌキの尻尾は先端だけ濃い色だったと記憶していますけど？」

ChatGPT：
おっしゃる通りです。実際のタヌキ（ニホンタヌキ）の尻尾は、ふさふさしていて全体的に茶色～灰褐色で、先端だけが黒っぽくなるのが一般的です。縞模様があるのはアライグマなどで、タヌキには通常見られません。
ゆるキャラにする際に「かわいらしさ」や「親しみやすさ」を強調するため、よく誤って縞模様が描かれることがあります。修正したバージョンをすぐに生成できます。少々お待ちください。

OK。よくわかってるじゃないか。
さあ、再度生成！！

1枚目、お前完全にアライグマ
2枚目、勝手にメガネかけたね。あとタヌキっぽさ消えたね
3枚目、ある意味忠実（よく見るとメガネかけてる……
このとき微かに思った事。
「これ、最初の画像の尻尾だけ自分で加工したほうが早くね？」
ですが、私は自分の予感よりも生成AIを信じることにしました。
後にこの選択を後悔することになるとは知らず……。

「最初の画像を尻尾の先端だけが濃い色になるように加工してね。あとタヌキっぽさ出したいから耳は丸くしてね。」

マテコラ！
なんだ、この……なにこれ？クマ？？？

「だから最初の画像を加工して……。」

なんだ、間違い探しか？

「最初に生成した画像の尻尾と耳だけ加工して！！」

なんだろう、この、コレジャナイ感……。

「最初に生成した画像の尻尾だけ加工して、その他は一切変更しないで。」

アライグマに戻ったね。最初から「アライグマがモチーフ」って言われてたら、ある程度納得していたかも。尻尾だけタヌキだけど。
そして私は諦めました。

画像を一気にお見せしましたが、実はここまで約2週間かかっています。（1日に生成できる画像の数に限りがあるため）
結局最後は人の手で加工。（PCセキュリティチーム24作）

やはり最初から最後までAIに任せるのではなく、どうしても人の手を入れないとだめっぽいですね。
それでも最初の取っ掛かりとしてはかなり優秀なのではないでしょうか？

最後に、24番がリアル調のやつ作ってました。
多分指示は「このキャラクターをリアル調にしてください。」だと思います。

アライグマやないかい！！