PCネットワークサポートブログ

2022.11.25

年賀状の宛名印刷について

こんにちは。最近高血圧がシャレにならなくなり始めた21です。

今回も年賀状ネタでお送りします。
 
前回ベンハウスでも年賀状印刷を請け負っているとお伝えしましたが、その際によく質問されることがあります。
 
Q.年賀状の宛名印刷ってやってないの?
 
A.ベンハウスでは年賀状の宛名印刷はお受けしておりません。
 
 
パソコンが一般家庭に普及して以来、ご家庭でも年賀状ソフトを使えば宛名を簡単に刷ってくれるような時代になりました。
そのため宛名印刷が簡単なことだと考えていらっしゃる方も多いと思います。
ですが、実は宛名印刷というのは印刷業で考えるとかなり厄介なシロモノなんです。
 
基本的に印刷物というものは同じものを大量に作れば作るほど単価は安くなります。
チラシを作る際、一度に100枚作ると1枚あたり何十円もするのに、
10000枚以上作ると1枚が数円になったという経験をされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
年賀状も同じです。
裏面を刷るだけなら同じイラストや送り元住所を印刷するため、何枚刷っても同じものという大量印刷扱いになります。
 
ですが、宛名印刷は違います。
送られる方は一人ひとり違う住所にお住まいですので、一枚ごとに住所・名前の文字数等を考慮してレイアウトの調整が必要になります。
つまり宛名の印刷をご依頼された瞬間、その年賀状は大量印刷の内の1枚から、特別に作られた世界でたった1枚のオリジナル商品にランクアップするのです。
 
その上、厄介なことに年賀状って郵便はがきなので印刷に失敗すると、
新しいはがきを用意して、また両面を刷らないといけなくなるのでハードルがとても高いんですよ。
 
こういう理由でベンハウスでは宛名印刷はお受けしておりません。
申し訳ありませんがあらかじめご了承のほど、よろしくお願い致します。

2022.11.24

印刷したら両面になったり片面になったり…

先日メガネが真っ二つに壊れた20番です。

メガネってこんな壊れ方するんですね…。

そのおかげでその日は視界が死んでおりました…(笑)
それはさておき、この日に起きた謎めいた案件を…

いつも通りに印刷をしたら両面になるページと片面になるページがあるというお問い合わせがありました。
Wordなどでは、ページ設定によってはなるよなぁ…と思いまずはお伺いをしました。

お客様が印刷されたものを見ると確かに両面のもとと片面のものが混ざっていました。

印刷データ自体はPDFファイルでしたので私が予想していたものは外れました。

とはいえコピー機で勝手に切り替わる機能なんて持っていないし…

実際に出してもらおう、そう思い一度印刷していただきました。

そうすると、重送が起こっていました。

重送とは文字の通り、紙が2枚以上くっついて印刷されることです。

恐らく紙が2枚くっついて両面印刷されたため、片面になっているという結果になっていました。

お客様は今までそんなこと起きたことないのに…

と言われていましたが、ちょっとした変化で起こり得るものです。

コピー用紙を複合機にセットする際は紙をさばいてから入れていただくことをお勧めします。

ちょっとした手間でこう言ったトラブルは減ります。

ちなみに、ここのお客様の機械、なぜか両面印刷が終わった用紙を触ると静電気がかなり帯びてました。

とはいえ、印刷前の用紙を触っても特に静電気は帯びていません。

機械でそこまで帯びるものでもないし、何が起きてるんでしょうか…?

もしかすると、そのコピー用紙との相性問題があるのかもしれませんね。

安全に稼働させるためには、普段からの使い方にも気を付けていただければと思います。

2022.11.22

胃もたれ、ムカつきにキャ〇ジン

確か先月のブログで、シレ〜っと引退宣言をしたにもかかわらず、ブログ当番のフダが机に置かれていました。
チッ!あわよくば逃げられると思ったのに・・・。

それはそうと、年末に近づくと何故か難解修理に追われます。そのうちの一つを紹介しましょう。

我々ベンハウスはCANON製の複合機をメインに取り扱っているのですが、とある別会社の複合機も取り扱っています。私の体感ではありますが、そこの複合機はCANON製に比べて、パーツのユニット交換は簡単に出来る仕様になっています。なんてサービスマンに優しい作りになっているのか!ひと昔前まではそう思っていました。
そこの複合機の修理を何度かこなしていくうちに、いくつか難点がある事に気が付いたのです。それは、サービスマン用のホームページが分かりづらい事。それとベンハウスで全体的な台数が少ないため、修理実績の事例が少なく、アドバイスを聞けない時がある。などなど。
1番困った事は、我々サービスマンの最後の砦でであるサポートセンターがチョット……な事です。(※あくまで個人の感想であり、効果•効能を示すものではありません。)

つい先日も、とあるお客様で修理のため訪問すると、複合機のハードディスク交換が必要になりました。CANON製のハードディスク交換は要領がわかっているのですが、このメーカーさんの交換は初の試みとなります。うっかりポカをしちゃって、お客様のハードディスク内のデータを消失させてしまえば、大変な事になります。そこでマニュアルで調べようとホームページを調べますが、なかなかマニュアルまでたどり着けません。こんな事で時間をかけていられないので、一旦現場をフェードアウトします。
事務所に戻って先輩方に聞き込み開始。しかしどなたも経験がないとの事。
仕方がないので再度マニュアルを調べます。時間は掛かりましたが、ようやくマニュアル発見です。分っかんねーよ、こんなモン!もっとわかりやすい位置に表示にしてくれよ!とブツブツ文句垂れながら調べると、どうやらその機種はSSDとハードディスクの2つを搭載しているとの事。なんとハイテクノロジーな機械なのでしょう!お目当てのハードディスク交換のページには、交換方法は記載されておりますが、データの抜き取りや注意事項などがありません。SSD交換に関しては事細かに記載されているのに。ホントにそのまま交換してもいいのか?

少し不安だったので、メーカーのサポートセンターに連絡をしてみます。
電話が繋がり事情を説明すると

サポートA「マニュアルはご覧になりました?」
私「マニュアルみましたけど、ハードディスクを交換する時に、何か注意事項とかはありますか?」
サポートA「・・・え?マニュアルご覧になられたんですよね?(笑)」
私「はい。みました。ハードディスクの交換は何か注意事項とか、事前にやる事はないのですか?」
サポートA「だから、やり方は全部マニュアルに載っています(笑)」
私「SSDの交換は注意事項とか事前にやる事があったのですけど、ハードディスクに関しては記載が無かったので。」

てか何さっきから笑ってんの。俺なんか一発ギャグでも言ったか?

サポートA「マニュアルはご覧になられたのですよね?全部マニュアルに載っていますから。(呆れた感じの笑い)」
私「・・・はい。わかりました。ガチャン。」

収穫ゼロ。こっちがおかしいのか?私の読解力の問題?
もう一度マニュアルを細部まで読み通します。
やっぱりハードディスクだけ何もありません。
モヤモヤするので、もう一度サポートセンターへ電話をします。さっきの人が電話に出ませんように!祈りながら繋がるのを待ちます。

サポートA「・・・ガチャ。はい、もしもし。」
私「・・・間違えました。ガチャン!ツーツーツー。」

おいおいおい!今の声は絶対さっきの人だよ!お呼びじゃねーんだよ!
もう一度トライします。

サポートB「・・・ガチャ。はい、もしもし。」

よかった!違う人だ!事情を説明します。

サポートB「マニュアルはご覧になりました?」
私「読んだのですが、注意事項とか特に無かったので。何か注意事項ってあります?」
サポートB「マニュアルに書いてありますよね?○○をしたりとか、□□をしたりとか。」
私「それはSSDの方に記載していましたが、ハードディスクもそれをするのですか?」
サポートB「いやいや(笑)SSDもハードディスクも一緒ですよね?(笑)」

・・・えっ?ヤダ、何?!なんでこの人も笑ってんの?・・・もしかして私・・・ずっと変なこと言ってる??
私「えっ?一緒・・・一緒?・・・・・・一緒ですか?」
サポートB「はい、普通そうですよね。」
私「(え?普通そうなの?)はい、わかりました。ありがとうございます。ガチャ。」
いや、普通とか知らねーよ!マニュアルのどこにSSDと一緒ですって書いてるんだよ!マニュアルにはSSDと別枠でハードディスクの交換方法記載されてるんだから、別モンでしょよ!
なんだかこの記事を書いていても思い出してご乱心になってきたのでこの辺でやめておきます。しかしこの件で私も、電話の応対には気を付けようと思いました。という事で、近々ハードディスク交換へ行ってまいります。皆さま、無事に生きて帰れるようにお祈り下さい。





 
次号より、作者取材のため長期休載致します。

2022.11.21

年賀状のシーズンですね

皆様そろそろ年賀状印刷でソワソワされる時期が来たのではないでしょうか。

私も先日その件でご連絡頂きました。

「筆まめ」をお使いの企業さんなのですが、社長に役職等の確認のため紙で出力したいとの事でEXCELベースで出力できる方法を探してきたのでご紹介します。

 

まず出力したい住所録をいつも通り筆まめで開きます。

左上の「ファイル」をクリックして「他の住所録形式で保存」という項目をクリック

「区切り文字形式ファイル(*csv*txt)」をクリックして保存先を選択して「保存」

後は「次へ」「次へ」「開始」 と順にクリックしていくと↑で選んだ保存先にCSV形式で保存されます。

 

そのデータを開くとEXCELで編集できますので、いらない項目を消したりして印刷して頂ければ大丈夫です。

私個人的にはデスクトップに保存すると探し回らなくて済むので楽です。

筆まめをお使いの方で紙や一覧で見たい方はお試して下さい。

2022.11.18

はがきの季節

先日印刷物がきちんと印刷されていないという複合機の修理依頼を頂きました。

 
お話を聞くと厚紙の一種をカセットから使用されていました。
レーザータイププリンター(複合機)の場合、熱処理をかけて紙に定着する動作を行っているため
通常は普通のコピー用紙に対応する設定になっています。
 
普通紙以外の紙を使用する場合紙の厚さに合わせてレーザープリンターの設定をしないと正常に印刷できない現象が発生します。
今回は手差しから厚紙の設定を行く事で印刷の不具合は解消しました。
 
ところでこの季節は年賀はがきのシーズンなので、毎年はがきのトラブル対応もよくいただきます。
もちろんはがきは厚紙扱いになるので普通紙設定では不具合が発生してしまいます。
はがきには専用のはがき設定が用意されていることが多いです。
また更に多いのはインクジェット用はがきをレーザープリンターで使用されて不具合が多発するトラブルです。
インクジェット用はがきには発色をよくするために紙に樹脂が練りこまれており
レーザープリンターで使用するとその樹脂が熱で溶けて不具合を起こしますので
レーザープリンターではがきを利用する場合は必ず普通用紙のはがきをご利用ください。

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